ミラクル・ロマンス

ほらッ笑顔がううん君には

掛け持ち女の来し方行く末

 

もともと担降りブログは嫌いだった。他人の担当とのあれやこれやの思い出話にはっきり言って興味はない。けれど、いざ自分が担降りしようか迷ったときに嫌いだった担降りブログは意外とためになった。自分の想いをあらためて考えるいい機会になった。後押しにもなった。だから私も一オタクの例として悩める誰かにこういう考え方もあるぞということを提供したく、今文章を綴っている。まあこんな偉そうに言ってるけど結局は自分がアホみたいにごちゃごちゃ考えたあれこれを書き残しておこうかなと思ったまでです。

先に整理しておく。まず元担は伏せてお話するとして、私はAくんとBくんと気になるCくんとの掛け持ちだった。ちなみにCくんはつい先日までJrだった人だ。なんとなーくあいつらの誰かかと察しがつく方もいらっしゃるでしょう。Aくんが私をジャニーズの沼へ導いてくれた人でその後BくんCくん。基本はABくんにお金を使い、Cくんはお金を使わずに楽しむ所謂“茶の間”みたいな感じだった。現在はABともに降りてCくんだけになった。で、メインの話はなぜ掛け持ちではなく担降りという道を選んだのかというところだ。

 

 

 

  1.金銭的に無理

これが何気に一番の要因かもしれない。掛け持ちしだしてほぼ毎日電卓アプリとにらめっこしてた。お金の減り方が単純計算で倍になるわけだから、ふつうの大学生が月に出費する金額ではなかった。これは絶対ほしいから~あっちを諦めて~~これは行かなかったから後悔しそうだなあ~~~どうしよううううの繰り返し。今の2グループ掛け持ちでさえものすごい悩んでるのにこれにプラスとか無理でしかない。たぶん頭おかしくなってめちゃめちゃ怪しいバイトとかに手出すじゃん??

“ 愛は無限だけどカネは有限 ”って素敵な言葉だな…どんだけ私が働いてカネをかき集めても貧乏生活しても限るあるものは限りあるもの。私はやっぱり私が一番お金を使いたい!と思う人を担当と呼びたいし、その人に会うためにバカみたいに地方駆けずり回りたいよ

 

 

  2.時間的に無理

さっきも言ったけど限りあるものは限りあるもの。24時間を3で割ってひとりに8時間ずつ使えたら私は掛け持ちを続けていただろう。でも、神様は私を2時間睡眠でもつ身体にしてくれなかったし、大学もバイトも行かないといけないし就活もしないといけない。2つ掛け持ちしてたときは時間がなくて何かしらの情報を逃してしまったり、録画ミスも多くなった。うまく時間配分ができる器用な人なら話は別だが、わたしは完全なる一点集中型。これ以上は限界だし、何よりどちらも中途半端になるのが嫌だった。そう思うとDDの方ってすごい。頭いい人たちの集まりでは…どうやってお金の振り分けして時間の使い方考えてるんだろう教えてほしい。

どっちにしても限られた時間の中で誰にどう使うかは私が決める。それならば一番時間をかけてる人、かけたい人にもっとちゃんと使ってみようかなと思った。

 

 

   3.天秤がおかしくなった

何年も応援してた人から離れるのってシンプルにこわい。ずっと居心地のいい場所だったからわざわざそこを離れるということに躊躇いがあった。もちろん彼のことを嫌いになったわけじゃないし、今後何かでっかい発表とかあったときに戻りたーいって思わない??ほんとに私はこれでいい???っていう自問自答がすごい。

あと友達関係が変わるっていうのもこわかった。私がジャニオタ始めたときからずっと自担グループについて語り合っていた、来年も一緒に遠征しようかと盛り上がっていた去年を思い出すと心が苦しい。彼女と一緒に入るコンサートはハンパじゃなくたのしかった。ただもし仮に今後一緒に入ったとしてももうあのテンションでは騒げないだろうなと思うと切なくなる。人の感情というのは不思議だ。絶対なんてないけれど、それでも永遠があるのでは?と思えるようになったのは間違いなくAくんのおかげだ。

でも、元担に仕事が決まったときに嬉しかったが前のようなトキメキもワクワクもなくてちゃんと思い出に出来てることにも気づいた。たとえば、昔よく遊んだぬいぐるみは今も大事に飾ってあるけれどそれで遊ぶわけじゃない。たまにそれを眺めて、もうボロボロじゃん大事にしてたなとノスタルジックになるだけ。それと同じだと思う。彼をみても今は懐かしさが勝つ。まあそんなぬいぐるみ家にはないんですけどね。

 


  4.うだうだな自分が嫌

なんだかんだ言って、だらだら考えてる自分に嫌になりそうだった。ジャニオタって結局趣味なわけだから楽しんでる自分でいたい。AくんとBくんの掛け持ちを始めた頃は楽しさが倍になったような感覚でハッピー感がとんでもなかった。しかし、やめるやめないでこんなに悩むのがバカみたいでせっかくCくんが岸くんがデビューしたのに変な感情で沈めたくない。

 


  5.現担がやばいたのしい

いまがほんとにたのしい。岸くんのJr時代をめちゃめちゃ知ってるかと言われたら全然新規だけれど彼の演技、歌声、ダンスがもっといろんな人に見てもらえる機会が増えることが純粋に嬉しい。彼の愛され力ピュア感アイドル像すべてにおいてまるっと推したい。「どこまでいっても満足なんてないけど」とコンサートの感想を述べる岸くんのプロ意識が死ぬほど好き。デビューという一生に一度しかこない大切な5月23日を一ファンとして迎えられたことすごく嬉しい。もっと夢を見させてほしい!!どんどん想いを言葉にしてほしい!!!まだまだ岸くんを知らない人がいる世の中もったいないんじゃーーー!!!!!!!!!

 

 

最後に、お友達に「Bくんのコンサートチケット余ってるけどいく??」と言われたときに(あ〜そのお金岸くんのために残しておきたいな)って思ったときにもう私は担降りしてるのでは?と悟ってしまった。

元担は大好きで特別な存在ではあるけれどすでに応援したい存在ではない。だから何周年とかのコンサートに行ってハッとさせられたい。いつまでもかっこええなーこいつら!やっぱ降りなかったらよかったわ!って思えるぐらいの人達であってほしい。いや、そんなこと私が心配しなくてもでっかくなってる安心感を思わしてくれる。だからこその元担なんだろうなーとも思う。かわいくてかっこよくて、いつも夢を口にしてそれを遠回りでも必ず叶えていく。そんな彼らは応援しがいがあった。いつか元担が現担を自分の番組にゲストとして呼んで、番宣とかさせてるところを見れたらいいなあ。なんてスッキリした気持ちでいられるのも元担が最高で現担がやばいたのしいだからだ。

 

 

 

そんなこんなで私は数ヶ月悩みに悩んだ“担降り”という言葉にバイバイをした。控えめに言って、2グループ掛け持ち女の気になるあの子から自担にした岸くんやばくない??え?誰その女???わたし??わけわかんないじゃん???

ずっとジャニオタやめたいと思ってたから彼らに冷めてきたときやっとやめれるかもと思ってたのにやっぱりあと10年はムリっす。明日からはどんな未来が待ってるのかな